30代営業マンの愛用品図鑑

30代営業マン。子供が2人になりました。趣味の革製品・ダイエット・財テクなど関心のあることを素直に記録していきます。

余命わずかと言われておばあちゃんのお見舞いにいってきました。

こんにちは、Mi-kunです。

余命わずかなおばあちゃんのお見舞いに行ってきました。

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3ヶ月ぶりに会ったおばあちゃんは前よりももっとやつれていて、点滴だけを栄養にして頑張って生きていました。やつれてしまっていて、このまま眠ってしまってもおかしくないような感じではありますが、たまに毛布を直したり、脈を取っている指が気になるのか、もぞもぞ体を動かしていて確かに頑張って生きてくれていました。

 

ちょうど赤ちゃんを見ているようなもので、わずかな手の動きや、うーっといううめき声が何の意思表示なのかを感じ取るのは難しいです。ただ、いつも近くで見ている父はそれが何を指すのかわかるようでせっせとお世話をしてあげていました。父に何か子育てをしてもらった記憶はないのですが、おばあちゃんが施設に移ってからずっと親の世話をしてきたのだと思います。30過ぎのおじさんになってやっとわかることがあるというのは、本当に人は親の心、子知らずだと思います。

 

父と病室にいる間はあと何回会えるのだろうと思うと、何を言葉にしていいのかもわからなくて、ただずっと横にしばらくいました。父が少し備品を買いに病室を出て、おばあちゃんと二人になって何か伝えてあげたいと思いました。俺は無力さを感じるためにきた訳ではないからと。涙もろい私は、何か言おうとすると込み上げてきてしまってあまり喋れなかったのですが、いつもいとこと間違えてしまう私の名前をいい、奥さんと、娘が写っている動画を見せて子供の成長を報告しました。仕事はしんどいけど、しっかり頑張っておばあちゃんの家の近くにお家を買ったんだよ、ということも言いました。何にもしてあげられなくてごめんね、といったところで喋れなくなってしまい、ちょうど父が帰ってきました。その間20分ぐらいでしょうか。連日残業で体調を崩していたため、長居はせずに病院を後にしました。これでよかったのかはわかりませんが、会えてよかった、また会いたいと思いました。

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父はその後社労士さんという方と話をされました。医師の方は、延命治療には意味がないからもう老人ホームで安らかに眠らせてあげた方がいいんじゃないか、というそうです。今の入院も2週間が期限でそのあとは移らないといけない。

社労士の方はその先の対応を提案してくださるためにいるそうです。社労士の方のご提案はもう少し歩み寄ってくださって、延命治療を行う終末医療を行ってくださる老人ホームを紹介してくださったそうです。父は5年間おばあちゃんを一緒に見てくれていた病院ではない今の老人ホームで看取ってもらうのが人の暖かさという観点でもおばあちゃんが幸せなんじゃないかと悩んでいました。どの選択をしても、限られた命の時間をどう過ごすかという選択肢でしかありません。父も疲れていました。

老人ホームと、病院というのはやはり全然違うようです。老人ホームは担当の方がついてくださっておばあちゃんのことをよく理解しようとしてくださります。もう少し元気な時は絵や字を描く練習をしたり、ご飯もみんなで食べたりといった感じです。病院はやはり病院なので、個人や家族のケアを優先してくれるような風土はありません。もちろん、5年過ごした場所と1週間の違いは大きいのだとは思いますがその違いは歴然です。

 

横で父を見ていてわかったのは、本人にとって幸せかどうかはわからなくても子供は親を一日でも長く生きてもらいたいと思うんだなということでした。もし、テレビで私がおばあちゃんと父の姿を見ていたら家族に負担もかかってるし、本人ももう身動きも取れないし長く生きるのも辛いんじゃないか・・・と考えていたと思います。一方、実際に横で父の背中を見ていると、動けなくても、生きている限り、一日でも長く生きられる方法を探したいという決意が伝わってきます。生きる、死ぬというのがゲームや漫画やテレビの中でなく、自分の判断一つで決まってしまう時、こんなにもリアルで苦しいものなのかということを思い知らされました。

 

 

最後に親族というのは関係がよければこれほど心強いものはありませんが、変な奴が多ければこんなにうっとうしいものはありません。おばあちゃんと両親が同居していたことで、過去何度もいわれのない中傷に合うことがありました。

おばあちゃんにとって、私はいつまでも至らない孫でしかなかったかもしれません。

ただ、父がそうしているように自分の両親をしっかりサポートして、その負担を軽減できるように勤めるのが私の役目とおばあちゃんに会いに行って気づくことができました。おばあちゃん、どうもありがとう。まだまだ会いに行くから長生きしてね。